◆2003/06/10◆ ギリシャ悲劇はやっぱり避けて通れない道なのかしらと思った。 あれだけ精神分析の場で例として引用されているということは、それだけヨーロッパ人にある程度深く知られており、 作品そのものも人間の心の動きを濃密に描写しているか、一番特徴的で面白いところを抜き出しているんだろうな。 以前ギリシャ悲劇の舞台をみたが、途中で寝てしまった。 アマチュアの劇団だったからか、仮面劇だったからか、私が高校生だったからか。 だって延々と暗いんだものう。 つーか読みたい物は次々と増えていくのに私の読書スピードが追いつきません。 ラカンの「他者の欲望」云々を読んだ時、アイドルグラビアについて私が漠然と考えていることとリンクするのではないかなーと思ったのだが、今回思ったのはサラ・コフマンという人の論。 「(前略)この「男性的」および「女性的」という概念に特定の内容を与えることができるとすれば、リビドーは常に決まっていて男性的な性格のものであり、(後略)」 これ、よく801話をする時にでてくる脳内男根と似ているものかしら、とか思った。 あと別の人でルー・アンドレアス=ザロメという人も面白そうだった。 この二人は女性だそうだ。 そしてハイデガーの「形而上学入門」も避けては通れないヨカン。 そんなことを牛乳飲んだあとに豆乳を飲み、まとめてみました。水羊羹クイテエ。 なんか知らんうちに大学の先生に窪塚ドキュンメンタリーについて熱弁を振るっていた自分。散れ。 (2003/06/10) |